ランダムに動く値動きをチャートにて見てみると、そこには多くの「山」と「谷」が存在し、その「山」と「谷」の方向が一定の方向性を持って動く際、それをトレンドと呼びます。
最初の「山」より次から次へと形成される「山」がどんどん高く(新高値更新)していくようであれば、それは上昇トレンドとなります。
その反対に、最初の「谷」から次々と形成される「谷」がどんどん深く(新安値更新)なっていけば、下降トレンドとなります。
このトレンドが一度形成されると、その状態を維持しようとする力が加わり(心理的動きのためといわれます)、その力の強さに応じて、短期から中期、中期から長期へと続きます。
その中には横ばいのトレンドというものもあります。
山谷が上がりも下がりもせず、一定の数字をたたくというものです。
このトレンドを見つけて、そのトレンドの方向性にむかって売買を行うトレード手法を「順張り」と言います。