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トレード(売買)の手法を大きく分けると「システムトレード」と「裁量トレード」というものがあります。
「システムトレード」とはプログラムに基づいて、自動で売買することを意味します。よく「ロボットがトレードをする」と言われておりますが、ガンダムのようなロボットがパソコンに向かってトレードしているわけではなく、PCの中のプログラム(システム)がトレードをしています。
売買のタイミングは、過去のデータを元にシミュレーションを重ね、有効なシグナルが出たタイミングで売買を行うものや、値動きの幅やスピードを拾うもの、昨日の値段を指標にするもの、等、様々なルールを元に売買を行ないます。
人がトレードするよりも冷静に、かつ無感情でトレードできますので、感情面での失敗はありえません。
その分、人の感覚や経験といったもの(第六感)が使えない分、パフォーマンスに限界があると言われるのも現実です。
どちらがいいかは、その人間のタイプや考え方などによりますので、一概にどちらが良いということはありませんね。
ぜひぜひ、みなさんも時間をかけて、ご自分のルールを見つけていきましょう♪
よくファンドや金融関係の仕事をしているとでてくる適格機関投資家とはなんでしょうか?
適格機関投資家とはいわゆる投資の「プロ」と位置づけられる人・法人のことを意味します。
では、誰がプロと認定するのかというと、実は法律です。
金融商品取引法 では、「有価証券 に対する投資 に係る専門的知識及び経験を有する者として内閣府令で定める者」と規定しています。
ちょっとコ難しいのですが、つまり、有価証券 投資 の専門家として十分な知識と経験があると法律が認めた投資家 のことをいいます。
細かい規定や数値を満たしていることが条件なのですが、具体的には、証券会社 、外国証券会社 の支店、投資信託 委託業者、銀行、保険会社 、信用金庫 、労働金庫などです。
投資 のプロである適格機関投資家は、自己の責任に基づいて投資 判断ができ、投資家 保護のルールは必要ないと考えられるので、金融商品取引法 におけるいろいろな規制(販売・勧誘規制など)の適用が免除されています。
ファンド等の組成の際も適格機関投資家さんがいないと立ち上げ・運営が認められません。
ちょっと怪しいなぁと思うお金集めをしている人たちを見かけたら、「それは適格機関投資家さんが絡んでるんですか?」と聞いてみてください。
きっと嫌がられること請け合いです(笑)。
投資の世界では自称プロは受け入れてもらえないということなんですね(笑)。
よく「ボラ」と略されることが多いのですが、これは「株価」や「通貨の価値」などの変動率の大きさを示す言葉です。
「ボラティリティが高い」といえば、値動きの乱高下が激しくなっている様子を示します。
統計学の手法で標準偏差などを使って表すことが多く、通常流通量の大きな米ドルなどは比較的小さく、流通量の小さな南アフリカのランドやトルコリラなどはボラティリティが大きくなる傾向にあります。
また、大相場(リーマンショックやギリシャショックなどの大相場)のタイミングですとボラティリティは非常に大きくなります。
また、その反対で、平安な時期はボラティリティは小さくなります。
流動性が落ちる年末年始、夏休み時期やお盆時期には、ちょっとしたことで値動きが大きくなるため、ボラティティが大きくなることが多いです。
このように、相場の性質を把握することが、トレードに勝つ一つの条件と言えるかもしれませんね。